キッチンリフォームで人気の高いキッチンの『型』 5選!

キッチンリフォームで人気の高いキッチンの『型』 5選!

女性の憧れのお洒落なキッチンには、色々な『型』が存在します。

そしてキッチンリフォームで人気が高い『型』には、それぞれの使い易さが備わっています。

ただ単にキッチンの入替だけでは終わらない、人気が高い『5つの型』の「メリット」や「デメリット」と「リフォームのPOINT」を挙げてみます。

① I型(対面)キッチン(セミオープンキッチン)

シンクとコンロが横一列に並び、リビングと対面式のシンプルな『I型』キッチン。

I型(対面)キッチンのメリット

調理&片付けをしながらリビングの様子が見れる。

キッチンの背中のカウンター(腰壁)を少し高くすると、手元がリビングから見えない

カウンターの下(リビング側)に「収納」を設けたり、シンク側に「コンセント」や「調味料スペース」を設けたり出来る。

壁沿に収納をまとめる事ができるため、家電などの使い勝手が良い。

吊り戸棚を「付ける」プランであれば収納も確保出来るし「付けない」プランであれば開放感があるキッチンにもなる。

コンロの前を壁(キッチンパネル)ではなく、ガラスなどで仕切ると開放感は上がる(その分お掃除はマメにしないといけない)

5つの中ではキッチン本体のバリエーションが一番多い(既製品)ため、予算に合わせたプランが出来る。

I型(対面)キッチンのデメリット

見た目のインパクトはなく、普通のキッチンの印象が強い。

横に長いキッチンだと動線が大きくなり使い辛くなる。

高さのあるカウンターや吊り戸棚を設置すると開放感が薄れる。

リフォームのPOINT

ここ15年で新築のマンションや戸建てで一番採用されているキッチンプランなので、通常の入換工事だけで済む場合も多い。

吊り戸棚を「付ける」「付けない」で雰囲気が大きく変わるため「収納」を取るか「開放感」を取るかよく吟味する。

マンションリフォームの場合、壁付けのI型キッチンからカウンター式に変更する場合、排水菅のスペースを壁際に持って来るなどの工夫が必要になる。

費用面ではキッチン本体は既製品が多くある為、比較的安価で設置できるが、「背面の収納部分」をキッチンと揃えると、それなりの費用がかかる


② L型キッチン(セミオープンキッチン)


名前の通りコンロとシンクが『L型』にレイアウトされたキッチンを言う。

L型キッチンのメリット

I型キッチンよりも収納や作業スペースが多く取れる。

コンロとシンクと調理スペースの動線がスムーズ

I型キッチンの次に本体バリエーション(既製品)が多い。

同じ『L型』でも片側をカウンター付き(セミオープンキッチン)にするなどのアレンジが可能。

L型キッチンのデメリット

コーナー部分の収納が使い勝手が悪く、デットスペースになりがちになる

キッチン全体で見ると、設置に広いスペースが必要になる。

リフォームのPOINT

マンションリフォームの場合、壁付けのI型キッチンから『L型』に変更する場合は、排気ダクトの制約で一部の吊り戸棚が使えない場合がある。

2辺の間口が両方小さなプランだと食洗機などが付けられない場合がある。

コンロ側・シンク側の2面共にキッチンパネルなどの施工が増える為、『I型』よりも金額的に掛かる場合が多い。

食器棚(カップボード)や家電スペースを別途よく考える。


③ Ⅱ型キッチン(セパレートキッチン)

調理機器(コンロ)とシンクが向かい合わせに設置される『Ⅱ型』キッチン。

Ⅱ型キッチンのメリット

洗い物をしながらリビングの様子が見れる。

コンロとシンクの動線が短く済む。

コンロ横とシンク横にそれぞれ作業スペースが取れるため作業がしやすい。

複数人で調理や作業がしやすい。

キッチンとして豪華に見える為、幅広い世代から人気がる。

最大3面から窓が取れる可能性があるため、明るくする事ができる。

Ⅱ型キッチンのデメリット

カップボードや冷蔵庫、家電スペースを含めるとかなり広いスペースが必要になる

鍋や食材の移動の際に、水滴などで床を汚す可能性がある

既製品の場合だとプランとしての選択肢が少ない。

リフォームのPOINT

マンションリフォームの場合、壁付けのI型キッチンから『Ⅱ型』に変更する場合は、排水管の勾配さえクリア出来れば比較的設置しやすい場合が多い。

プランとしては特殊な部類になるため、比較的高額になる場合が多い


④ ペニンシュラキッチン(オープンキッチン)

アイアランドキッチンとカウンターキッチンの間の様なレイアウトで、半島(ペニンシュラ)に見える為に『ペニンシュラキッチン』と呼ばれている。

ペニンシュラキッチンのメリット

調理&片付けをしながらリビングの様子が見れる。

アイランドキッチンより間口が狭くても設置できる

カウンターキッチン(セミオープンキッチン)よりも開放感がある

コンロの横に壁があるので油汚れに強く、レンジフードの選択肢も多い。

壁沿に収納をまとめる事ができるため、家電などの使い勝手が良い。

ペニンシュラキッチンのデメリット

アイランドキッチンに比べると少し存在感が薄くなる。

リビングからキッチンが丸見えなので、ゴチャついた物は置けない

収納がやや少なめになる。

壁面の収納もキッチンと揃えると高額になる。

リフォームのPOINT

マンションリフォームの場合、壁付けのI型キッチンから『ペニンシュラ型』に変更する場合は、排水管の勾配と排気ダクトの問題をクリアしなければいけない。

現状が『カウンター式 I型キッチン』なら設置は難しくない場合が多い。


⑤アイランドキッチン(オープンキッチン)

両サイドがオープンで部屋の中で島(アイランド)の様になっているキッチンを『アイランドキッチン』と呼ぶ。

アイランドキッチンのメリット

調理&片付けをしながらリビングの様子が見れる。

全てのキッチンの「型」で一番開放感があり、存在感がある。

キッチンの左右から回れるので食事の準備や片付けがし易く、リビングから冷蔵庫の物などを取りに行きやすい。

キッチンにいながらも、リビングの中心になれるので孤立感がない。

壁沿に収納をまとめる事ができるため、家電などの使い勝手が良い。

各メーカーの最上位のキッチンに位置する為、お洒落なキッチンが多い。

アイランドキッチンのデメリット

リビングから全て丸見えなので、常に片付けておかないといけない

コンロ周りに仕切りがないために、周りに汚れが飛ぶ。

各メーカーの最上級グレードになる為、キッチン本体が高額になる。

換気扇(レンジフード)、水栓(カラン)も特殊な形状が多い為、オプションも高価なものが多い。

リフォームのPOINT

マンションリフォームの場合、排水管の勾配と排気ダクト共に制約が多い。

全てのキッチンの「型」の中で一番広いスペースが必要。よってリビングもそれなりの広さがないと間取りとしてのバランスが悪くなる。


以上、キッチンリフォームで人気の『型』を5選まとめてみました。

特にマンションリフォームでは、排水管のPS(パイプスペース)の位置と排気ダクトの最終排出口の位置は変更できません。そのため無理なプランを立ててしまうと、水の流れが極端に悪くなったり、排気が弱くなったりしますので注意しましょう。

また『オープンキッチン』にするとキッチンの匂いが、リビング全体に広がってしまう場合がありますので、プラン選びは慎重に行う様にして下さい。

 

そしてキッチンのリフォームは『絶対に後悔したくない!』『妥協したくない!』と言う女性の方は多いはずです。

そのためにはショールームに足を運ぶことは勿論、複数社に見積もりを依頼して『比較検討』する事が大事なってきます。

しかし複数の業者に何度も家に来られて、打ち合わせするのが面倒だと言う方もいらっしゃるでしょう。そんな時は無料で数社から比較見積もり可能なサービスがありますので、ぜひ利用してみましょう。

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一生のうちにキッチンをリフォームする機会は多くはありませんので、後悔しないリフォームをするためにも、業者選びは慎重に行いましょう。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました m(__)m
この記事が少しでも参考になれば幸いです・・・