DIYで人気のLIXIL『エコカラット』
私のblogでもアクセス上位は『エコカラット DIY』です(笑)
そんな人気のDIYですが、DIYビギナーにとって一発勝負で「壁にボンドで貼り付ける」と言う行為は怖いもんです(汗)
エコカラットを貼る事自体は全く難しくありませんが、無計画に貼り始めると残念な仕上がりになってしまいます。
そこでビギナーさんがエコカラットを綺麗に貼る為に、まず考えるべき事は3つ!
その1『割り付け』
エコカラットを貼る時に先ず考えないといけないのが『割り付け』です。
これはDIYでもプロでも同じです。
「割り付け」が成功と失敗を分けると言っても良いくらいなので、ここだけは慎重に(笑)
例えば下記のような壁(間口2640×高さ2340)に『303mm角』のエコカラットを貼るとします。
①『割り付け 無し』
何も考えずに左上から順番に貼っていくと・・・当然ですが右側に「中途半端な割」が入ります。
センターにTVなどを置くと目地の位置が目立ちますので、あまり良い貼り方とは言えません。
「カッセ」や「パールマスク」「ペトラスクエア」などの25角や30角のシートで構成された品番で、寸法ピッタリで貼れるのであればこれが一番楽ですね(笑)
②『割り付け センター分け』
センターから左右に振り分けしてみます。
ビギナーの方がよくやってしまう割り付け方法です。
一見、左右均等に綺麗に貼れている様に見えますが、左右に『細かい割』が入るのはイマイチです。
注)間口の寸法によって有効な「割り付け方」となりますので、一概にダメという事はありません。
③『割り付け センター割り』
センターに1枚貼ってから左右に振り分けると。。。。
左右均等で右左にも比較的『大きな割』が入り、この貼り方が一番綺麗に見えると思います。
以上の様に割り付け方一つで、見た目が随分変わる事をわかって頂けましたか?
間口の寸法と使う品番によって様々なパターンが生まれますので一概には言えませんが、基本の割付方は③となりますので、頭の片隅にでもおいておいて下さい。
失敗を防ぐためにも実際に商品が届いたら、壁の前に一度実際に並べてみて色々なパターンを検討してみると、失敗は最小限に防げると思います(笑)
その2『細かいカット』を入れない
基本的に両サイドに『小さい割』を作らない様にしましょう。
エコカラットはカッターなどで簡単にカット出来ますが、小さく綺麗にカットするのはかなり難しいです。1枚2枚でしたら集中力も続きますが、枚数が増えるにつれて、どうしても『雑』になります(苦笑)
25角や30角のシートで構成されている品番でしたら、25mm・30mm間隔でカットできますので案外綺麗に貼れますが、特に大判の品番を貼る場合は特に注意が必要です。
その3『コーキング』は極力使わない
エコカラットのは専用のコーキング『カラットコーク』というものが用意されていますが、ビギナーの方は使う前に少し考えましょう(汗)
コーキングはエコカラットに限らず一度打つと「やり直し」が非常に難しい・・・と、言うか「やり直し」出来ないと思って下さい。しかもエコカラットのコーキングは難しい部類に入ります。
ビギナーの方が凸凹のあるエコカラットにしっかりマスキングテープを貼って、薄く綺麗にコーキングするのは至難の技だと思って下さい(泣)特に濃色系のコーキングは厚く打ってしまうと非常に目立ちます。。。
両サイドが数ミリ〜1cm程度空くのであれば、あえてコーキングを「打たない」選択をするのも一つの方法かもしれません。
個人的には『カラットコーク』は貼った後の「欠け」や「割れ」の補修以外では使わない方が得策だと思います。
以上、『3か条』などと大げさなタイトルを付けてしまいました(汗)
基本的には『小さな割』や『コーキング』を極力使わずに済む様に『割り付け』する事がエコカラットDIYの成功に繋がると思います(笑)
業者にお願いするのも確実で良い選択肢だとは思いますが、DIYも楽しいもんですよ(笑)
材料は楽天最安値のコチラのショップをお勧めします。
タイル建材は通常の建材ルートでも掛け率があまり良くないので、リフォーム業をやってた時の仕入れより安いです(汗)
【INAX】エコカラットグラナス ルドラ ECO-2515NET/LDR1NN
またボンドを使って貼るのに抵抗がある方や、賃貸なので貼れないわ!って方は「エコカラット」ではないですが、類似品の商品で貼って剥がせる「ハルカラット」と言う商品も有りますので、一度チャレンジしてみてはどうでしょう(笑)
関連記事として下記の記事もお時間あるときに読んで見て下さいm(__)m
【実践】DIYで大人気!『エコカラット』に挑戦!その① お試し練習編
最後まで読んで頂きありがとうございました m(__)m
この記事が少しでも参考になれば幸いです・・・