リフォーム工事中にクレームが来てからでは遅い、しっかり近隣対策を。

さぁリフォーム業者と契約も終わり、いよいよ2週間後に着工！と、なったら…さて施主さんのあなたは何をしたらいいでしょう？

1. ①近隣トラブル回避、行っておこう！ご近所への工事挨拶
2. ②施主さん自身はどうすればいいのか？
3. ③工事挨拶用の粗品ってどんな物がいいの？
4. ④工事中に一番多い、駐車のトラブル

①近隣トラブル回避、行っておこう！ご近所への工事挨拶

リフォーム工事の場合、工事で出る騒音だけではなくチリや埃、工事によっては匂いなんかも風に乗ってご近所に飛んで行きます。

もし何も聞かされずに朝から不意打ちでそんな仕打ちにあったら・・・誰もいい気分はしないもんです（汗）

マンションの場合は斜め上下を含めて、上３軒・両隣・下３軒の計８軒（最低でも真上１件、両隣、真下１件の４件）、戸建の場合は向かい３件、両隣、裏３件の計８件に一声かけておけばいいですね。

小規模な工事で１日２日で終わる様な工事の場合、業者は挨拶に回ってくれない事もありますので、確認しておきましょう。

マンションでは管理規約で周りの住民さんに「署名」や「捺印」を頂かないと工事の許可をしてくれない管理組合もあります。

見積書の中の諸経費には、こういった費用は含まれているはずなので、業者には工事前までに必ず一度は管理事務所に立ち寄ってもらい注意事項の確認や「リフォーム届」や「改修工事届出書」等の書類が必要かどうかの確認をしてもらいましょう。

②施主さん自身はどうすればいいのか？

大抵の業者は工事の１〜２週間前に、施主さんに代わって粗品などを持って、ご近所の挨拶回りをしてくれるとは思いますのが、念の為に契約時に確認しておきましょう。

そしてもし業者と一緒に周る時間が合えば、一緒に回るのが一番楽ですし、時間の都合で一緒に回れなければ、業者任せでも問題ありません。

が、普段全くご近所付き合いをしていない家（顔も知らない人）がいる場合は、ちょっとした粗品と工事の日程や内容が書いてあるメモ等を持参で、施主さんから直接一声掛けておく方がベストです。

「夜の仕事で昼間寝てるのに…」とか「小さい子供がいるのに…」とか「寝たきりの要介護者が居るのに…」と工事の最中に苦情を言われてもリフォームを中止にはできませんよね？こうゆう時は「お互い様」なのは正論なのですが、苦情が出てしまったら放っておくわけにもいかなくなります（汗）ですのでその前に一つ先手を取って大人の対応をしておくのが得策です。

リフォームが終われば業者はきませんが、施主さんとご近所さんのお付き合いは終わりません。昨今は些細な事でご近所トラブルに・・・なんてニュースにもなるほどですから、「何も聞いてない！」とクレームを入れられたりして気まずくなる前に、先手を打っておきましょう。