前回、初心者でも扱い易い工具&使える工具!その① 電動工具編を書きましたが、今回はその②『基本工具編』です。
工具もゴリゴリのプロ用となるとかなりお値段も張りますし、ホームセンターなどで見ると値段を見てビックリする物もあります(苦笑)
私はアマ以上プロ以下ですので、ゴリゴリのプロ用は必要ありませんが、かと言って100均の工具では物足りません(泣)
そこでセミプロ仕様でコツコツ揃えた工具を紹介します。『これぐらいの物を買っておくと長い間使えますよ!』という事で、これから工具を揃える方に参考になればと思います。
コンベックス
コンベックス・巻尺・メジャー・スケール・・・言い方は違えど同じモノです(笑)
100均でも売ってますが、すぐに折れ曲がったり錆が出たりしますので、1つ良いモノを買っておきましょう。
DIYでオススメは「長さ3.5〜5.5m」「テープ幅 19mm以上」「両面目盛」「先端マグネット付き」が使い易いと思います。
そして「全体がゴムに覆われているモノ」だと落とした時に床などに傷がつきにくいので、精神的にも安心です(笑)
後は屋外や使う場合は「ベルトホルダー」を付けておくと便利ですし、主に屋内使用なら裏に磁石を付けておくと、色んな所に仮置き出来で貼り付けておける便利です。
個人的には軽くて値段も手頃な『Komelon(コメロン)』『Tajima(タジマ)』あたりがオススメです。
ドライバー
コチラもDIYでは仕様頻度は高いドライバー。
+(プラス)は#1〜3番は最低1本が必須。
「普通サイズ」を各1本と「ロングサイズ」の#2〜3番が1本ずつ有れば大体は事足ります。
−(マイナス)は滅多に使いません(塗料の缶の蓋を開ける時などは重宝します)ので、プラスからマイナスの差し替えられるビット式が数本あれば便利です。
コチラも100均で似た様なモノが売ってますが、安価なドライバーを使うとネジ頭を舐めて潰してしまうトラブルが頻繁に起こります。そうなると非常に作業効率が悪くなりますので、質の良いドライバーを使う様にしましょう。
後はイレギュラーで必要となるかも知れないモノで、狭い所で便利な「スタビードライバー(短いドライバー)」と「L型ドライバー」、ビスを回すのに持ち替えなくていい「ラチェットドライバー」、小さなビス用の「精密ドライバー」などが有ればいいですが、これらは最初から揃える必要は全くありませんので、必要に迫られた時に買い足しましょう。
私的にはボールグリップが握り易いので主に『VESSEL(ベッセル)』を愛用しています。
初心者さんの最初の1本は差し替えができるVESSELの『玄人魂』をオススメします。これを持てば素人も玄人っぽくなります(笑)
ペンチ・ニッパ類
『ペンチ(物を挟む・切る)』『ラジオペンチ(細かい物を挟む・切る)』これらの道具もDIYでは欠かせませんが、どちらかと言うと雑に扱ってしまいがちなので高価なモノは要りません。千円前後で探してみましょう。
『ニッパ(物を切る)』は安い物はすぐに切れ味が落ちますので、少し良いモノを買ってもいいかも知れません。
基本的に100均のモノは錆び易いし切れ味もよく無いのでオススメしませんが「ミニニッパ」と「ミニラジオペンチ」は何気に使えます。
そしてあったら便利なのが特殊ペンチ『ネジザウルス』が1本有れば万全です。『ネジザウルス』は錆びたビスや頭を舐めてしまったビス頭をガッシリ掴んで回したり、引き抜いたりできますので緊急事態発生時には重宝します。保険の意味合いで1本有れば安心です(笑)
カッター類
カッターは「大きく力が入り易いモノ」を1本と、細かい作業用の「細手のモノ」があれば便利です。
特に大きなモノで100均や文房具用のカッターはストッパーが甘いものがあり、力を入れるとストッパーが外れて怪我をする恐れがありますので注意しましょう。
その他、カッターではでは無いですが『ボードカッター(石膏ボード専用カッター)』や小型の『スクレーパー(物の表面を削る)』『ミニバール(物を剥ぐ・釘を抜く)』などが有れば意外と活躍してくれるる工具です(笑)
水平器
プロは『レーザー水平器』を使うのが常識ですが、DIYで使うには敷居が高いですし、活躍する事もあまり無いと思いますので、普通の水平器で十分です(笑)
写真が無いですが大きめの水平器(300mm程度の長い物)も一つ有れば外回りのDIYなどに便利ですが、大きくて邪魔なのが難点です(笑)DIYならば小さい方が取り回しがし易いのでそちらをオススメします。。
ちなみに上の黒い方は「IKEA」で安かったので買ったレーザー付き水平器ですが、正直…未だにレーザーの使い方が判りません(汗)
より精度を求められる方は、値段は張りますが「デジタル水平器」をオススメします。私もそろそろ細かい水泡を見辛くなってきましたので、機をみてデジタルを購入したいと思います。
その他、工具
手ノコ&ハンマー
正直、あまりこだわりは無いです(笑)
差し金・直線定規
写真に写ってませんが「差し金」と「定規」の併用です。
定規は滑り止めが付いた物で、30cm・60cm・1m があれば盤石です(笑)
モンキーレンチ・スパナ・六角レンチ
こちらも正直あまり出番はありません(汗)必要になったときに揃えればイイかなというレベルですね。
ビス箱・パーツBOX
これ使い易いです!!
二十余年で色々な『ビス箱・パーツBOX』を使ってきましたが、このタイプが一番使い勝手がイイです。
使いそうなビスだけ道具箱に入れて持ち運んだり、ベルトに引っ掛けて移動したり。そしてBOXにビスなどを買った時のパッケージを切り抜いて貼り付けておくと、一目で種類がわかって尚便利になりますよ。
私は3ケースで全ての小物が収納できました。同じ物をアマゾンや楽天で探しても出てこないので、ほぼ同じの類似品を載せておきますので参考にして下さい。
ちなみに似た様な商品で本体の方に上蓋がついてない物がありますが、BOXを取り付ける詰めが甘くて使い物にならない事がありましたので、本体にも蓋がついているこのタイプをオススメします。
以上、私が使っている工具でしたm(__)m
まだまだ細かい工具はありますが、基本工具編でした。。。
個人的な意見ですが「とりあえず安い工具を揃える…」はできるだけ控えた方がいいと思います・・・
あまり安価な工具はすぐに壊れたり、物足りなくなってしまいがちで、買い換えるサイクルも早くなります。安価な工具はプロでも扱いにくく、初心者なら尚更使い難いはずです・・・そしてあまりに失敗が多くなるとDIY自体が面白く無くなってしまうかもしれません(汗)
「安物買いの銭失い」にならない様に、最初からある程度の品質の物を選ぶ様にしましょう。
道具が良いと作り手の未熟さもある程度カバーしてくれますし、上達も早くなりますよ。
では、ちょっとしたDIYでも生活が便利になる様にお互い精進していきましょう(笑)
お時間ある方は関連記事の・・・
「DIYの必需品!初心者でも扱い易い工具&使える工具!その① 電動工具編(マキタ祭り)」
も見てみてくださいm(__)m
最後まで読んで頂きありがとうございました m(__)m
この記事が少しでも参考になれば幸いです・・・